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ドール
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物語を作るのは子供のころから好きでした。
心癒されるような童話を作りたいと持っています。

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砂浜に並んだ真黒黒猿族たちは、その姿が波の向こうに消えていくまで、ずっと見送っていました。



海も空も、何処までも果てしないほど青く、何処までも果てしないほど広く続いています。
波も穏やかで、リョクはまるで別の世界にいるような気がしましました。

「月の城?知らないなあ」
フィンはリョクに尋ねられた問いに答えました。

「そうですか」
リョクとルリとパクはガッカリしてしまいました。

真黒黒猿族も誰も知らなかったので、フィンにも尋ねてみたのですが、やはり知らないようなのです。

リョクたちは困りました。
月の城の手掛りがまったくありません。
リョクたちはこれから何処に向かえば良いのでしょう。

「物知りのエーフォルなら、何か知っているかもしれないわ」
マリンはリョクたちを元気付けようとしてくれます。

「エーフォルって?」
「鯨のエーフォルおじさんだよ。とっても物知りなんだ」
パクの質問に、リュウリュウはまるで自分の事の様に誇らしげに答えます。

「そうだね。どうだい?陸地まで少し遠回りになるが、エーフォルの居る海域まで行ってみるかい?」
フィンが提案してくれました。


「ご迷惑でなければ」
「なあに、大した苦労ではないよ」
フィン親子は快く、リョク達を案内してくれました。




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