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ドール
自己紹介:
物語を作るのは子供のころから好きでした。
心癒されるような童話を作りたいと持っています。

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リョクは旅をしていました
居なくなってしまった大切な友達を探すためにです。

友達が何処に行ってしまったのか、まったく判らないので、リョクの旅はあてのないものでした。



「くすん、くすん」
おや?何の音でしょう。

「くすんくすん」
リョクのすぐ側にある低い茂みの陰から聞こえます
リョクは茂みの陰を覗いてみました。
するとそこには、白くて小さな生き物が背中を丸めてうずくまっていたのです。

「くすんくすん」
白い小さな生き物は泣いていました。
あの音はこの生き物の泣き声だったようです。

「君は誰?どうして泣いているの」
リョクは小さな生き物に尋ねました
「ぼくは羽根うさぎのパクっていうの。みんながぼくに意地悪を言うから、悲しくで泣いてるんだ」
羽根うさぎのパクは真っ赤に泣き腫らした目を上げました。

羽根うさぎは兎に良く似た生き物でした。
ただ、うさぎの長くて大きな耳の代わりに、鳥の翼のような物が生えています。

「ぼくの身体に色がついてないと言って、みんなが仲間はずれにするんだよ」
パクはまだ泣き続けています。

普通の羽根うさぎには、体に色々な色がついていました。
ピンクや水色や黄色、お花模様や水玉やしま模様など、とてもきれいで可愛い生き物なのです。
でも、パクは真っ白な体をしていました。

「泣かないでパク。ぼくは君の白い体はとても綺麗で素敵だと思うよ」
リョクはパクを慰めようと微笑みかけました。

「ちっとも素敵なんかじゃないよ。ぼくはキラキラでピカピカな色がいいんだ」
でもパクはもっともっと泣いてしまったのです。

「どうしたら、いいんだろう」
リョクはなんとかパクを元気づけたかったのですが、上手くいかずに困ってしまいました。
「もし、ぼくの身体に色がつくなら、なんでもするのに」
パクは泣きながら、言います。




「本当になんでもするかい?」
誰かの声が聞こえました




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